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桑名がちょっとクワしくナる♪ ~ ⑥桑名鋳物 編~
みなさんこんにちは!
レストラン担当の平野です!
明日はバレンタインデー!、、、と、気づいたのはついさっきのことです(笑)
最近は、友人に日頃の感謝を込めて渡す″友チョコ”も流行してますね。
少し前までバレンタインといえば、気になるあの人や大好きな人へ贈るドキドキイベントでしたが、、、
男性のみなさん、泣かないでください。
さて本日は、より桑名の魅力を掘り下げてピックアップしていきたいと思います!
第6弾の今回は、「桑名鋳物」です!
■鋳物(いもの)ってなに?
ドロドロに溶かした金属を鋳型(イガタ)と呼ばれる型に流し込んで固めることを鋳造(ちゅうぞう)といい、その製法と作り上げた鋳造商品を総称して「鋳物」といいます。
■桑名鋳物の歴史
桑名で鋳物産業が発展し始めたのは、約400年前の江戸時代まで遡ります。徳川四天王の一人である本多忠勝公が藩地となり、鉄砲の製造をしたのが始まりと云われています。
その後、隣村の小向(現朝日町)で発見された砂が近代の砂型鋳造法に適しており、鋳物が大きく発展する原動力となり、本格的な鋳物製造が進みました。
「東の川口、西の桑名」と謳われるほど鋳物2大産地として成長し、昭和15年頃まではストーブや鍋類、ミシン、ガス器具などの日用品が多く製造されていましたが、終戦後は産業・経済の復興に続く高度成長の波に乗って近代化が進み、工業製品や建設材料を主力に発展しました。
近年では、化学技術の急激な発展や安価な外国製品などとの競争、高齢化や後継者不足など多くの問題を抱えています。
しかしながら鋳物には、職人の技一つひとつに想いがこもっており、その姿形から、なにか“あたたかいもの”が伝わってきます。
実は桑名の鋳物は身近で見ることができ、春日大社の大鳥居や仏眼院の喚鐘、桑名のいたるところに点在するマンホールがそうです。
普段当たり前に身の回りにある物ですが、みなさんもふと思い返して、長き歴史と想いの詰まった「鋳物」に触れてみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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