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桑名がちょっとクワしくナる♪ ~⑧ユネスコ無形文化遺産「石取祭」編~

みなさんこんにちは!

花粉と日々熱い戦いを繰り広げている平野です!

花粉症をお持ちの方、今の季節本当に辛いですよね、、、

私も目薬とティッシュ、ハンカチは手放せません。

 

さて、このシリーズも8回目を迎えました!

有難うございます!

さて、今回は“日本一やかましい”といわれる熱いお祭りをご紹介致します!!!

■天下の奇祭「石取祭」

「石取祭」は、国の重要無形民俗文化財ならびにユネスコ無形文化遺産に登録されている、桑名市が誇る伝統のお祭りです。桑名市の南部を流れる町屋川の清らかな石を採り、町を浄めるため春日大社(桑名総社)に石を奉納する祭りであることから、「石採祭」と表記されることもあります。

 

お祭りは毎年、8月第一土曜日の午前0時から日曜日の深夜まで行われます。参加する町内ごとに祭車があり、それぞれ御囃子を打ち鳴らしながら練り歩きます。その数は30数台にものぼります!

ちなみに土曜日の夜を「試楽(しんがく)」、日曜日を「本楽(ほんがく)」と言います。

 

祭りの開始である土曜日午前0時から叩き出し、くじで毎年決められる順序にしたがい春日大社(桑名宗社)前でお囃子を披露します。

「日本一やかましい祭り」と謳われている通り、かなり騒々しい祭であるため、厳しい決まり事もいくつかあります。例えば叩き出しは春日神社前でちょうちんが振られた瞬間を開始としますが、ほんのわずかでも先走ると翌年の参加を禁じられます。また、喧嘩などを引き起こした際にも参加停止となります。

 

■石取祭の起源

起源は、江戸時代初期に神社の祭場へ町屋川(員弁川)の石を奉納した神事といわれています。当時は三祭礼のひとつでしたが、時を経て独立・発展し今の形となりました。

 

1981年昭和56年)に三重県指定無形民俗文化財の指定を受け、その後2007年平成19年)に「桑名石取祭の祭車行事(くわないしどりまつりのさいしゃぎょうじ)」の名称で、国の重要無形民俗文化財に指定されたました。さらには2016年(平成28年)10月に、18府県33件の「山・鉾・屋台行事」の中の1件として、ユネスコの無形文化遺産に登録勧告され、同年12月1日に登録されました

 

さて、今回ご紹介した石取祭。普段温和な雰囲気の桑名とは打って変わって、街中がお祭り騒ぎとなります。

老若男女問わず多くの人で賑わう石取祭、見たことないよって方、是非一度見に来てください!!!

ちなみに2019年の開催日は8月3日㈯、4日㈰です。

 

THE FUNATSUYA

平野

 

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